大気汚染の指標となるコケの見分け方 10
ヤスデゴケの仲間は種類が多いですが、どの種もこの袋状の葉をもっています。
郊外や山地にはシダレヤスデゴケやアカヤスデゴケなどが生育していますが、市街地にはカラヤスデゴケが多いです。
大気汚染には弱いといえます。
フルノコゴケ(クサリゴケ科)淡い緑色、茎は樹皮上をはい、枝をまばらに出します。
葉はだ円形で、茎の両側に密に重なり合ってつきます。
乾燥すれば茎に密着しますが、湿ると茎に対して直角に開きます。
茎の腹側には、円形の大きな腹葉が重なり合ってつきます。
郊外の樹皮上に多いです。
乾燥に対してはあまり強くなく、大気汚染にも弱いです。
コクサリゴケ(クサリゴケ科)緑色、ごく小型のコケで、樹皮上または常緑樹やシダ類の生きた葉の上に生育します。
肉眼ではただの緑色に見えるだけであり、緑ソウ類と区別しにくいのです。
ルーペで見ると、茎に小さな葉がついていることがわかるので、糸状の緑ソウ類と区別できます。